甘酒

最近、いろんなメディアでも取り上げられ、健康食品の一つだと言われ始めている甘酒。まだあ~るちばでも、いくつか置いています。

 

甘酒といえば、飲む点滴と言われるほど体にいい飲み物です。名前からしてアルコールが入っているように思いますが、子どもでも飲んでも問題のないぐらい少量しか入っていないので、お酒に弱い人も安心して飲めます。

甘酒の効能は、一般的に疲労回復効果があり、ビタミン・ブドウ糖が豊富です。美容と健康が気になる方にはお勧め。

 

また甘酒には二種類あるのを知っていますか?

・酒粕甘酒:砂糖で味を出し、酒粕に含まれるアルコールが残っている。酒粕由来のクセが残る。

・米麹甘酒:麹の発酵でお米の甘味を引き出している。しかし、甘さを強調するために塩分などの添加をしているものもある。

 

もう少し甘酒を詳しく説明すると、もともとは日本の伝統的な栄養食お米から作った発酵食品でした。

 

甘酒は米麴を利用した日本独特の甘味飲料です。 蒸した米を麴のアミラーゼで分解しグルコース(アミノ酸)を造りますが、これが甘味の元で、この糖の量は栄養素構成比の20-30%までになります。

その上甘酒には発酵で造られた様々な栄養素が含まれており、古代から愛飲されていたことがわかります。

 

中国にも甘酒に似た飲料があり、酒醸(チウニャン)と呼ばれるものですが、これはもち米を糖化したものです。

 

日本での甘酒は、初めにも書きましたが、米麴(こめこうじ)を発酵させて造ったものと、酒粕(さけかす)を溶かして砂糖を加えて造る2種類があります。どちらも栄養が豊富ですが、米麴から直接造るものはノンアルコールで、酒粕から造るものはアルコールを含みます。

 

米麴を発酵させたものは、麴によるでんぷんの糖化だけが進んでいて酵母によるアルコール発酵がないためノンアルコールで、自然な甘味を引き出しています。

 

お酒は、米麴と蒸し米を混ぜ、その上で酵母を入れてアルコール発酵させてできる醪(もろみ)、いわゆるどぶろくを濾して清酒を造りますが、濾して残ったものが酒粕なので、どうしてもアルコールが残ってしまいます。

 

酒粕は他のものと合わせることが多いので漬物に利用したりします。寒い北海道では鍋に入れる味噌に酒粕を溶かして具を盛り込んで体を温めているようです。

 

このように、米麴からの直接造る甘酒と酒粕から造る甘酒がありますが、ノンアルコールの甘酒も酒粕からの甘酒も米麴の発酵から始めて酒を造る流れの中に入っていますので酒という字がついているのです。

江戸以降、お酒が冬しか造れなかった時代には、蔵元は夏に甘酒を造り売り出していました。

 

まだあ~るちばにある甘酒は、全て米糀で作られたものです。店内に置いている甘酒は3種類あります。

 

千葉県我孫子市に安政2年に創業した布佐の糀屋やまつね食品株式会社が出している「こうじやの甘酒」。糀とお米の甘さを最大限に引き出して作っています(砂糖・食塩無添加)。美味しさは口コミで広がり、東葛飾地域から関東地域へと宅配範囲が広がってきました。

大晦日には神社、仏閣等で、お客さま用としてご注文頂いているようです。2017年8月からふるさと産品にも認定されています。

 

この甘酒の美味しい飲み方レシピもご紹介。

 

1、糀1袋(300g)に対して、白米1合をおかゆに炊く。

2、おかゆは 約55℃~60℃位に冷まします。

3、おかゆとパラパラにほぐした糀を 保温できる容器に入れ時々かき混ぜながら 7時間~8時間位上記の温度を保つ。甘くなったら出来上がり。

 

★一度沸騰させると醗酵が止まり、すっぱくなりにくいので、酸味が苦手な人は試してみて下さい。

★冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと日持ちします。

 

炊飯ジャーの保温設定で簡単につくることができますが、炊飯ジャーでは温度が少し高いので、きっちりふたをせずに少しすき間を開けて、その上に布巾をかぶせると、ちょうどいい温度になります。

 

もう一つの甘酒は赤石味噌糀店の房総甘酒。創業明治3年(1870年)千葉県市原市にある赤石味噌糀店は、手作りの美味しい壱年味噌、市原の伝統食品である豆造(とうぞ)、こうじだけの甘酒、塩こうじなどを製造販売している会社です。

 

この房総甘酒は、赤石味噌糀店が2017年に新商品として販売したもの。こめこうじのみで作られている房総甘酒は、こうじの味を深く感じられるものに仕上がっています。

 

甘酒コーナーの最後の商品はかまや醸造の甘酒あままです。やまつね食品も赤石味噌糀も、調理をしなければ飲めないタイプの甘酒でしたが、あままはそのまま飲むことができるタイプの甘酒です。

甘酒の製造工程にもこだわり、あままは子どもたちも安心して飲める、完全無添加製品。安心して飲んでほしいので、砂糖やアルコールも一切入っていません。

 

あままの成分は、

水分     95.6g

たんぱく質  2.0g

脂質     0.1g

炭水化物   22.0g

灰分     0.2g

となっています。

 

ご家庭で毎日飲むのにおすすめです。

 

甘酒は作り手によって味が全く違うので、好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか?

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